PYR Image Saver [ver.2.9.1]における問題の特定手順

PYR Image Saverが動作しない、あるいは想定通りに動作しない場合、その原因が環境によるものか実装によるものなのか非常に特定し辛いため、テスト手順を作成致しました。
問題点が以下の手順で再現するかお試し下さい。

ブラウザの再起動後、新しいタブだけを開いた状態で開始して下さい。

◆基本的な処理
1,まず、「PYR Image Saver」以外の拡張機能を一時的に無効にして下さい。
これは問題がこの拡張機能によるものと特定するためです。
2,拡張機能「PYR Image Saver」を再インストールして下さい。
ファイルの破損の修正と設定の初期化を行います。
3,次にオプションの「静的解析ON」のチェックを外して下さい([Configure]をクリックして設定を適用)。
このオプションはHTMLを解析するため「表示されていない」画像も対象となります。
4,『https://goo.gl/HZwuen』(chromeのブランドページ画像)を開き、ポップアップの↓ボタンを押して下さい。
5,画像(chrome-new.jpg)が一枚保存されます。

以上は基本的な動作のみ行わせる設定となります。
もし、この操作で動作しなければお使いの環境では現バージョンの拡張機能は動作しないと言えます。

上記が動作した場合のみ、以下の手順をお試しください。

◆静的解析処理1
1,オプションページから「静的解析ON」にチェックを入れる。[静的解析]>[全て保存]のチェックは外します。([Configure]をクリックして設定を適用)
2,『https://goo.gl/tCWKeC』(chromeのブランドページ)を開き、ポップアップの↓ボタンを押して下さい。
3,画像(chrome-new(1).jpg)が一枚保存されます。

以上は静的解析において動作を確認する設定となります。
もし、この操作で動作しなければ開発としては静的解析関連の実装の問題と推測出来ます。

上記が動作した場合のみ、以下の手順をお試しください。

◆静的解析処理2
1,オプションページから「静的解析ON」にチェックを入れる。[静的解析]>[全て保存]のチェックを入れます。([Configure]をクリックして設定を適用)
2,『https://goo.gl/tCWKeC』(chromeのブランドページ)を開き、ポップアップの↓ボタンを押して下さい。
3,画像(chrome-new(2).jpg,benefits-1.jpg,benefits-4.jpg)が三枚保存されます。

以上は静的解析において全ての画像を保存する動作を確認する設定となります。
もし、この操作で動作しなければ開発としては静的解析関連の遅延処理の実装の問題と推測出来ます。

上記の3つのテストが全て通過したが問題は発生する、という場合は操作対象となったサイト特有の問題と推測できます。
例えばサーバー側で拡張機能での処理を拒否している、あるいは有効期限を設定されているページに対して有効期限が切れてからアクセスした、という場合等です。

現在発生している問題と、上記テストの結果をご報告頂ければ問題を解決する足掛かりになるかもしれません。
よろしくお願いします。

カテゴリー: Extensions, Javascript パーマリンク

PYR Image Saver [ver.2.9.1]における問題の特定手順 への7件のフィードバック

  1. タカシ のコメント:

    ◆基本的な処理を終了した後、
    静的解析処理1を試したところ画像(chrome-new(1).jpg)を保存せず、代わりに(benefits-4)という別の画像が保存されました。

  2. SK のコメント:

    テスト環境 Windows7 64bit Chrome 64bit

    静的解析処理1
    ボタンを押す 画像は何も保存されない
    もう一度ボタンを押す 画像(benefits-4.jpg)が1枚保存される

    静的解析処理2
    ボタンを押す 画像(chrome-new(1).jpg,benefits-1.jpg,benefits-4(1).jpg)が3枚保存される

    その他の方のコメントで気になった部分、
    「画像を保存したタブを自動で閉じる」のオプションにチェックを入れてもタブが自動で閉じない問題とタブにない他の画像を保存してしまう問題。
    これについては旧バージョンPYR Image Saver [ver.2.1.0]からChromeが自動的にアップデートした環境でのみ起こるようです。
    アップデートされたPYR Image Saver [ver.2.9.1]を一旦停止後に削除して、Chromeを終了。その後、Chromeを立ち上げ直し、PYR Image Saver [ver.2.9.1]を再インストールしてオプションにチェックを入れ直すと症状が直ることが分かりました。
    自分の環境でも同様のことが起こっていたので、解決方法を書いておきました。

    自分が検証した結果は以上です。

    開発者の方と静的解析処理の結果が違うことを踏まえると、やはり静的解析関連の実装が一番怪しそうです。

    • Phiyory のコメント:

      ご報告ありがとうございます。
      >「画像を保存したタブを自動で閉じる」のオプションにチェックを入れてもタブが自動で閉じない問題とタブにない他の画像を保存してしまう問題。
      バージョン2.9.1にてオプションの保存形式を変更したため、以前の設定を引き継ぐように実装を行ったのですが、恐らくそれが不具合の原因となってしまったように思えます。
      アップデートでの対応を行う予定ですが、それまでは以前のバージョンから拡張機能をアップデートした場合、この症状に対しては拡張機能の再インストール後オプションを再設定頂ければ解決すると注意喚起させて頂きます。

      テスト「静的解析処理1」に関して「全て保存」にチェックが入っていない場合、HTMLタブ中から条件に合う最も「大きい画像」が保存される仕様なので、
      [条件]minWidth(300以上) minHeight(300以上)
      1,chrome-new.jpg(899×420)
      2,benefits-1.jpg(837×400)
      3,benefits-4.jpg(480×366)
      1,2,3の比較で1が最も大きいため、通常なら1が保存されるはずなのですが3が保存されるようです。
      恐らく画像サイズ比較かタブ内の画像抽出処理辺りの不具合だと思うのでこちらも修正します。

      貴重な情報をありがとうございました。

  3. タカシ のコメント:

    1が動作しないながら勝手に◆静的解析処理2を試したところ◆静的解析処理2は問題なく動作しました。

    これまた勝手に試しましたところ、optionから【静的解析ON】のチェックを外すことで、タブの画像を保存しない、他の画像を保存する、タブを自動で閉じない、といった問題が解決しました。お騒がせして申し訳ありませんでした。
    デフォルトで 【静的解析ON】にチェックが入っていた為このようになったのかもしれません。

  4. mon のコメント:

    拡張機能の再インストール直後や、オプション初期化後でも、数分以上フリーズするため、その状況だけ伝えておきます。

    2タブ以上を開いている状態で、静的解析処理1と同様の操作をした場合以下の順番で動作します。
    ・0~2ファイル画像ファイルの保存が成功
    ・クローム全体がフリーズ(CPU使用率は常時25-27%)
    ・数ファイル、拡張子が「TMP」のファイルが作成
     (C4B5.tmpファイル名は16進数でつけられ、拡張子をJPGにすると画像ファイルとして問題なく開けます)
    ・数分~数十分経過後動作する場合がある(TMPファイルがJPGファイルになる)
     ※ただし一部ネットワークエラー等で失敗しても全て成功とカウントされる

    今のところ、他の拡張機能を無効にしても変わららず、「静的解析ON」のチェックをOFF・ON切替→実行→切替→実行…と繰り返していると、非同期に処理が動く場合があることを確認しています。

    PC起動時は必ず拡張機能は動かず、拡張機能再インストール直後等でもほぼ動かず、上記のようなフリーズが発生します。
    ただ、一度動くようになるとPC再起動しない限り正常に動いてくれているようです。

    • Phiyory のコメント:

      ご報告ありがとうございます。

      こちらの環境では再現しないのですがかなり深刻な症状とお見受けします。
      開発としては複数の環境で症状を再現できない以上、個人的な問答で原因を推測するしかありません。
      情報を頂ければ解決の足掛かりになるかも知れません。

      ・症状が発生する環境
      現在のお寄せ頂いている情報だとまずは動作環境に原因を求めます。
      下記のような詳細な情報を頂ければ同じような症状のユーザーが居た場合、共通点から原因を割り出せる可能性があります。
      OS,CPU,Memery容量,使用ブラウザ(+バージョン),HDD(SSD)の残り容量(ChromeのDownloadフォルダがあるドライブレター、パーティーション),セキュリティソフト,ネットワークの情報
      例:
      OS Windows7 Ultimate(64-bit)
      CPU Intel CereronG1610
      Mem 8GB
      Chrome(55.0.2883.87 m)
      SSD 18.5GB
      セキュリティソフト Microsoft Security Essentials
      ネットワークの情報 有線LAN(常時接続で安定、速度最適化ソフト等の使用はなし)

      ・以前のバージョンの動作状態
      恐らく以前からご利用いただいていて、このバージョンで症状の発生をご報告頂いたと思うのですが、
      その認識で間違いないでしょうか。
      症状が発生する環境にて、下記記事をご参照頂き、以前のバージョンを動作するかお試しください。
      PYR Image Saver [ver.2.1.0]
      PYR Image Saver [ver.2.9.1]における問題の特定手順』(導入方法について追記しています)
      こちらが動けばバージョンアップで新たに発生した不具合と推測できます。

      ・PC内時計の設定
      非同期処理というのは時間に依存する処理なので、情報を得る時計がおかしいと正確な処理が出来なくなります。
      PC内蔵時計が正確な時間を刻んでいるかご確認下さい。

      ・オプションの内部保存状態の確認と修正
      この拡張機能のオプション設定は内部的にはchrome内LocalStorageに保存してあります。
      これが破損していると再インストールしても正確な修正ができないかもしれません。念のためこれを手動で修正します。
      1,(拡張機能オプション画面から)chromeでF12を押してデベロッパーツールを開きます。
      2,[Application]項目を選択し、左フレームから[Storage]->[LocalStorage]と開きます。
      3,「chrome-extension://」から始まるものの中から、右フレームのKey項目に「configdata」が存在するものを選択します。
      4,configdataのKeyおよびValueを削除します。
      [追記 17/01/12 21:41]
      ※Keyに「configdata」または「delayMs」が確認できるものをPYRImageSaverのデータと見なして「全て削除」して下さい。
      5,そのまま拡張機能を削除し、再インストールします。

      ・エラーメッセージの出力
      下記のように確認を頂いて、拡張機能動作前及び動作後について、もし出力された文字列があればコピー&ペーストして下さい。

      chromeの[拡張機能] から (デベロッパーモード)にチェックを入れて [PYR Image Saver] > [バックグラウンド ページ]で開かれたDeveloper Toolsの[Console]で出力されている文字列。
      さらに chromeの[拡張機能] から (デベロッパーモード)にチェックを入れて、拡張機能アイコンを右クリック > [ポップアップを検証] > Developer Tools > [Console]項目 で出力されている文字列。

      ・動作テストについて
      基本的な見解としては『PYR Image Saver [ver.2.9.1]における問題の特定手順』をお試し頂いて、
      「◆基本的な処理」で動作しなければご利用の環境で現バージョンの拡張機能は動作しないと思います。

      ◆静的解析処理1について
      「静的解析処理1」にて0~2枚画像が保存されるということですが、TMPファイル(つまり一時ファイル)になっているようなので
      ダウンロードに成功(あるいは失敗)しても処理は完遂していないようです(その結果としてブラウザのフリーズと推測)。
      処理が完遂しない状態で拡張機能を繰り返し実行すると、完遂しないタスクが溜まっていくので、
      すぐに次の処理を実行せずに一度ブラウザを落として、正常でないタスクを消去してしまう方が安全だと思います。

      TMPファイルをjpgファイルにリネームすると正常な画像となるようですが、下記の内どの画像ファイルでしょうか。
      1,chrome-new.jpg(899×420)
      2,benefits-1.jpg(837×400)
      3,benefits-4.jpg(480×366)
      4,いずれでもない
      4の場合は、その画像ファイルのサイズや実行したページ内(https://goo.gl/tCWKeC)にある画像かどうか、情報をお寄せ下さい。

      >数分~数十分経過後動作する場合がある(TMPファイルがJPGファイルになる)
      この症状からはPC内時計の設定、あるいはオプション画面のディレイ設定のどちらかを疑っています。
      PC内時計を正確な時刻に再設定、ディレイ(ms)を「300」程度にして適用して下さい。

      >PC起動時は必ず拡張機能は動かず、拡張機能再インストール直後等でもほぼ動かず、上記のようなフリーズが発生します。
      >ただ、一度動くようになるとPC再起動しない限り正常に動いてくれているようです。
      この現象も上述の疑いを強くしています。
      現状、憶測でしか無いですが、ネットワークに接続され、NTP同期機能でPC内時計が同期されPC内時計が正常となると動作するようになるというなら理解できる現象ではあります。
      ただ、その場合なぜ電源OFFでPCの設定(もしかしたらブラウザのストレージ)がリセットされるのかが分かりませんが。
      時計関連ではなくとも、ご報告頂いた症状から察するに、ご利用になっているのはかなり一般的ではない環境であると伺えます。

      以上、非常に長くなってしまいましたが、現状で考えつく対策と見解、開発としてお寄せ頂きたい情報を列挙致しました。
      もしご利用出来る他の環境があるのならば、そちらでも同様に再現するかお試し頂ければ重要な参考になると思います。

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